桑ポンが思ったことを川柳にします。

距離遠い 2乗に多く

テーマ:ブログ
距離遠い 2乗に多く 銅線が

どんな電線でもそうですが、企業秘密と言うわけでも無いので。
アルミ送電線の場合も有りますが。

距離が倍になると、同じ太さで2倍の距離では、抵抗損失は2倍になるのです。
距離半分と同じ損失にしようと思うと、送電線の太さも2倍になってしまうのです。
即ち4倍です。

原子力から、遠くに送ろうと思うと、電圧を極めて高く取るのです。
同じ電力を送ると、電圧が倍になれば電流が半分になり、電流の2乗で抵抗損が出るので、2乗で損失が減るのです。
電力損失W=電圧V×電流I=抵抗R×電流I×電流I
(電圧V=抵抗R×電流Iです。)
昇圧にも降圧にも超高圧のトランスが必要になりトランスにもロスが有るのですが。
原子力に賛成するかは別として、再稼働なら送電線等は元々有ります。
北陸から東京に送れば何百kmです。
火力だと数十kmの距離に作れるのですが。
10倍の距離を銅線の量で何とかしようと思うと、2乗なので100倍になってしまうのです。
電力量は少ないですが、田舎に送るのもそうだと聞こえて来ました。
http://www.fepc.or.jp/enterprise/supply/soudensen/sw_index_01/index.html

単に発明では無く説明ですが、少し解りやすくしてあるでしょ。
他人の本を丸写しにも出来ないのです。
著作権が有るので。

以前私の好きだった東大出の上司が、名大の博士になって大学に勤めて本を書きたいと言って会社を辞めてしまいました。
本を書くのは難しいと後で解ったそうです。
暗記力はどれほど勝れていても、前の本と同じ説明には出来ないのです。

コメント

トラックバック

記事テーマ一覧

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2015/08      >>
26 27 28 29 30 31 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 1 2 3 4 5

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

桑ポン

桑ポン

名大工学部大学院卒
一部上場メーカー勤務
エネルギー多消費装置の設計に配属後、コンピューター解析業務、作図ソフトの管理業務に携わるも、
精神障害で退社

ホームページ

最近のコメント

最近のトラックバック