桑ポンのブログ

バイオマス　熱では制度　何もなし

今日もクローズアップ現代を見て、何かブログネタがないか探してみました。
バイオマスを熱で利用する自治体が出てきましたが、
発電だと、電力の固定買い取り制度が有り今流なのですが、
熱利用では制度的なメリットは何も無い気がします。
化石燃料も下がっていますし、なぜ木質バイオマスが勝てるようになったかは少し不思議でした。
私の住んでいる場所の中部電力も、専用の発電所を作ってはいないのですが、
間伐材を集めて、石炭火力発電所で燃やしている様です、
固定買い取り制度は一般企業等が参加でき、電力の売値が高く一見良いようですけど、
私たちの電気料金に上乗せされるだけなのですけどね。
理由は定かではないのですが、何故か小さい工場が良いとなっていました。
ごみの場合は、発電効率も良く、排ガスも綺麗に出来るということで、
自治体で連携を組み、大きいごみ処理場を作っているのですけどね。
最後に小さい発電所や熱利用に、もっとお金をつぎ込みたいと少し出てきましたが、
税金でしょうかね。
基本的に林業が勝てないのは、輸入木材に値段で勝てないからなのですけど、
間伐材は、輸入木材より更に高い電気料金で売れることになっています。
紙が結局輸入木質チップになると出てきましたが、
発電と違い、国産木材でも高い紙の値段は付けられないのでそうかもしれませんね。
一部の場所からしか木材を取ってこれない。
日本の間伐材は全部だとすごい量が取れるはずだ。
とか言っていましたが。
燃料費はkg数円、精々20～30円のはずで、あまり山奥から拾ってくるのは不可能なのです。
石炭や灯油と比較しても、㎏辺りの木の発熱量はかなり低いはずで、
灯油より安いにしても、灰等も出るので、石炭と同じ様な燃焼設備になるはずなのです。
http://www.w-bio.org/%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88/%E3%83%81%E3%83%83%E3%83%97%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E5%8B%95%E5%90%91/

参考文献は「固定買い取り制度」「バイオマス」辺りで検索すると出てくるはずです。