桑ポンが思ったことを川柳にします。

気になるな ストロンチウム

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気になるな ストロンチウム 汚染水

テレビで福島に溜めてある汚染水をストロンチウムだけ除去して、
放水していると言うニュースが有ったのです。
今年度中に終わらないのが問題だとか言って。
それはそうとして。
殆どの汚染区域で問題になるセシウムは大丈夫なのだろうかと思いました。
半減期もセシウムとストロンチウムは約30年でそんなに離れていないのです。
臭素は半減期が短いので、現状かなり無くなっていると思いますが。

アルカリとアルカリ土類なので、素人的には似たような除去方法ではと思うのですが。
石灰あたりを入れれば沈殿するのではないでしょうか。
調べるとセシウムの方が電気陰性度が小さく、溶解しやすいことが解ってしまいました。

となるとNaを除去するに近く、純水の製造装置が必要になり。
一番一般的なのは透過膜法と呼ばれる物です。
濃縮された液体と、純水を作ることが出来、沈殿すると言う訳ではないのですが。

イオン交換樹脂でも純水を作れるはずですが、
飲料水や農業用水等、量が多いと透過膜法が普通だと思います。

10万t汚染水が溜まっていると言うニュースでしたが、文献によるとこの位の処理量です。
http://www.geocities.jp/t_hashimotoodawara/salt6/salt6-02-05.html

ニュースでは故障続きだけど粗全てが取れる装置と言うのも出てはきたのですが。
原理は話ていませんでした。

蒸留はどうかと聞こえてきて、確かに最後に塩(塩化ナトリウム等)が出来る気がします。
燃費的には透過膜(逆浸透圧法が正式名称かもしれませんが)を使った方が安いです。
透過膜で濃縮しておいてでも良いと思います。
蒸発させても、復水器で復水するので、放射能の飛散は無いと思います。
設備費が安いのではと聞こえてきましたが、
私では回答できません。
燃費も10万t有れば数億の様な気がしますが。
蒸留で復水器側に飛散しないのかが良く解らないのです。
地域に飛散しているので。

復水器などイランどんどん蒸発だけしてやれと聞こえて来たのですが。

沸点的にセシウムが蒸発するわけがないと思うかもしれませんが。
ボイラーでも汽水分離装置とかついている場合が多いのです。
飽和蒸気なら水と蒸気が混ざった状態で上がってくることになるのです。
水に溶けるののが蒸気に少し溶けるのも不思議で無い気がしますし。
飽和蒸気を加熱蒸気にしてもダストとして蒸気の風で飛べば終わりです。

復水器で回収した低濃度の排水は、もう一度、透過膜で濃くできるでしょうし。

何回も蒸留させればどれだけでも薄くできると聞こえて来たのですが。
何度も同じ蒸発熱が必要だという意味になってしまうのです。

蒸留水の説明は以下です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%92%B8%E7%95%99%E6%B0%B4

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プロフィール

桑ポン

桑ポン

名大工学部大学院卒
一部上場メーカー勤務
エネルギー多消費装置の設計に配属後、コンピューター解析業務、作図ソフトの管理業務に携わるも、
精神障害で退社

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