桑ポンのブログ

目指すわね　受験戦争　出世魚

僕の受験戦争の話です。

小学校の時は、いたって頭が悪く平仮名が書けないのは、
お前と特殊学級に行ったＡ君だけだと言われました。
４～５年生でもカタカナが書けていませんでした。
算数はダメでしたが公文で追いつきました。
公文と言うのは塾で、３年生でも出来ない子は１年生からやらせるのです。
卓球大会で３位になりそれを褒めてくれました。
中学校も、英語というかローマ字が解っておらず、
付いて行くのが大変でした。
それで体くが４だったのですが、中学時代は卓球少年で。
でも３年生の頃は英語と国語が３でしたが、平均的にはオール４位でした。

半田高校と言う地域の進学校にはいけないよと言われ、
卓球部を辞め、星城高校と言う、普通の私立の仰星と言う、全寮制の進学クラスに入りました。
学費が鬼のように思えるかもしれませんが、星城は特待生で入れてくれました。
スポーツの特待の人もいました。
寮費や食費はかかり、普通高校で塾無しよりは高いと思いますが。
でもそこは宣伝のため、東大生を出したいという方針のクラスで、
授業はとても難しく、私が付いて行けたのは化学と、世界史だけでした。
英語は教科書ガイドの本が無い物を選んでやったと言われ、
私では何も解らないと思いました。
３年生くらいで、上級クラス、中級クラス、初級クラスに別れるようになり。
私は初級クラスで授業が解るようになり、とても嬉しかったです。
数学は理系と文系がクラス分けされているだけで、本当に東大生向けの授業で
私はで自習をしていました。
センターは９割でしたが。
国語は土日に公文に通いセンターで８割でした。
公文で上げれるのかと聞こえてきましたが、古文漢文は勉強次第というか覚えれば出来るのです。
現代文はＩＱテストの様な気がしますが、センター様の模試とか過去問をを何度もやるしかありません。
ゲームでもやればＩＱは上がるので。
新聞や本を読めは、センターで点を取るだけなら少し非効率です。
時事問題とか、作家を目指すなら別ですが。
大学は私が化学が得意だった事も有り、２次試験で英語の無い、
名工大の材料学科に合格できました。
星城と言うか仰星の授業が極めて難しかったのは本当ですが、全寮制の２４時間体制の勉強で、
半田高校に入れないのが名工大まで上がりました。
センターは名大生と本当はあまり変わらない点数でしたが、
２次の英語がネックで受けませんでした。
名工大時代は大学に入れば遊んでよいと変な教育を星城高校で受け、
１年生は夜中アイスホッケー部をしたりしていたので、
授業で寝てたりして馬鹿だと言われていましたが、
単位が取れずホッケーは１年で辞めることになりました。
その時はバブルだったので、名工大ならどこにでも就職できると思っていたのですが、
崩壊して一気に就職難になりました。
それで院に行こうとし一浪しました、名工大もいちお受かったのですが、
名大の院に入りました。
１年目は本のそろっている応用物理で合格しようと思ったのですが、
お前材料工学科か惜しかったと言われたのですが駄目で。
２年目に名大のボランティアの友達が、材料学科の名大のノートをコピーさせてくれて、
材料の試験で合格でき、それで助かりました。
数学や物理等は、材料工学科より応用物理の方が難しく、大丈夫でした。
物理の受験は無謀に思えるかもしれませんが、院試も過去問は公開されているのです。
不可能だと思ったら辞めた方が良いですよ。

卒論は大学も大学院も一言でいうと電気用の材料でした。

せっかくなので小さい子にも教育はやったほうがいいと思いますが。
会社に入れば自習と言うか本やインターネットがたよりです。
大学から大学院も、他所に行こうと思えば案外授業が通用しないのです。
公務員試験も実は名工大の授業が解って受かりません。
高校の様に文部省認定の教科書がある訳ではなく、
学校独自の教育ですから。

最後に苦手の英語を全て選択肢で外し、世界史ではないが時事問題の社会を解き、
材料学科、定員１０名の公務員試験で東大生に臨み、
私は２次試験で破れました。
中部地方の材料の合格者は１次名大３名、２次１名でした。
テレビでなぜ東大生が官僚になりたがるのかと言うのですが、
普通の大学の人が試験に受からないだけなのです。
受験する人は沢山います。

その後メーカーに就職しこれが機械設計の仕事で０からのスタートだったのです。
０歳児と言うことなのですけど、年輩の設計者からは、
アホとも言われましたが、生意気と呼んでくれました。