映画「仮面の男」に関する皆さんからのコメントを紹介します。海外のファンからの英文レポートは、編集者が意訳・抜粋したものを掲載しております。原文は、英語ページにありますので興味のある方はこちらもご覧ください。
英文コメントへ『仮面の男』ですが、試写へ行って参りました。私は原作を知らないで観たのですが、アトス役のジョン・マルコヴィッチについては(私の彼に対する個人的な思い込みかもしれませんが)、気位の高そうな(それでいてちょっと冷めているような)表情(特にあの目つき!)が中身の高貴さを醸し出しているように感じました。今読み進めている原作によるとダルタニアンとアトスは年齢差が結構あるようですが映画ではさすがにそうは感じることが難しかったです
(^^;;。ダルタニアンに関しては、銃士隊長になった頃にはすっかり洗練されてしまったのでしょうか・・・・?(^^;;今度は原作を読み終えてから再び観るのを楽しみにしています。<1998.7.9/Edie
Merci!>「仮面の男」の試写会行ってきました。いまだ興奮覚めやらぬって感じです。とにかく、四銃士がカッコよかった!!年は取っても心意気は昔のまんま。元気な彼らに再び会う事ができて嬉しくて嬉しくて仕方ありませんでした。
4人の関係も 素敵に描かれていました。<
1998.6.30/No.44 夏葉>今日「仮面の男」の試写会に行ってきました!
会場の東京・九段会館は3階席まである大きなホールでしたが、立ち見の人まで出る盛況ぶりでした。“秋田書店連合試写会”のためか、客層は意外に男性が多く、
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1998.6.6/No.270 なるせまやこ>私のいるカナダ、ケベック州は北米で唯一のフランス語人口がマジョリティーを占めるところです。ですから、ディカプリオ主演の映画もフランス語吹き替え版です。日本のように字幕スーパーではありません。もともと、時代劇が好きなだけで、何も知らずにこの映画を観に入ったのです。三銃士に
D'Artagnanとは思いもよりませんでした。 デュマの作品は三銃士と王妃マルゴを文庫本で読んで、たいへん好きで、試験前にもかかわらず、一気に徹夜で読んだ記憶があります。アニメーションや他の映画で三銃士を観たことがなかったので、人物像については、これといったイメージがなく、少々髪が薄くても気になりませんでした。ただそれぞれの性格についてはわたしのイメージを壊すことなく、いまはうれしくて今日で9回目の映画館通いです。(ここは、昼間は3ドルで映画が観れるのです。)以下「仮面の男」詳細レポートへ<
1998.5.15 / Etsuko(カナダ、ケベック在住)Merci!>カナダから詳細なレポートを送っていただきましたので、別ページでご紹介します。ただし映画のあらすじがかなり入っていますので、ストーリーを知りたくない方はご注意ください。
この映画に原作小説と同じものを期待してはいけません。ここには、コルベールもフーケもルイズも登場しません。ベル・イルもヴァンヌも出てこなければ、アトスが国王の前で剣を折る名場面もありません。でも代わりに、四人の銃士の素晴らしい活躍(特にダルタニャンとアラミスは、印象的です)や、優れた音楽や、三銃士映画史上で最も美しい銃士の制服や、面白くて感動的な、息もつかせぬ最後のバトル(この最後の
30分は、観客は皆感動していたようだった)があるのです。登場人物は、原作とはまた違ったものになっているけれど、そのまま生かされているところもあり、その部分こそがこの映画を見なくてはならないものにしています。そしてもちろん、年を重ねた彼らに会えるのも素晴らしいことです。(原文は英語)<
1998.5.12 from Mexico / Marijose Merci!>「銃士倶楽部」のホームページにも書いて有りましたが、アトスにジョン・マルコビッチはミスキャストかもしれません。少し貧弱でした。ディカプリオは派手な服が似合いません。長髪もちょっと・・・。彼は貧乏人の格好が一番似合うと思います。「タイタニック」のジャックのほうがずっと似合っていました。
ストーリーは、ちょっと無理があるというか、出来過ぎかな、という場面がいくつかありました。でも、そういう場面のおかげで銃士達がより格好良く映されているのも事実です。「銃士倶楽部」のホームページに「地元紙の評判はあまり良くない」と書いてありましたよね。映画の専門家からみれば、また「タイタニック」と比べれば、映画作品としては秀でたものでは
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1998.4.25/ホームページ読者 MERCI!>3月にオーストラリアに行った時に「仮面の男」を見た日本の方からのレポートです。三銃士の続編とは知らずに、ディカプリオが主演だから、土産話になるだろうと軽い気持ちで見たそうですが、これが三銃士の世界にハマるきっかけになったそうです。実はこの文章は、別件で銃士倶楽部会員のところへ届いたメールからの引用なのですが、転載を快く許可してくださったので、ここにご紹介いたします。
昨日、映画を見てきました。ダルタニャンの役者さんと美しい馬とドレスには一見の価値があります。それから、(多分オリジナルキャラクターの)銃士
Liutenantも注目してください。(中略)<
1998.4.25 from Finland/Elina Lahti Merci!>映画の情報も少しずつですが集まってきて、スチール写真を目にする機会も増えましたが、今のところ私が注目しているのは、ダルタニャン役のガブリエル・バーンです。パリのダルタニャン像のような粋なルックスももちろんですが、舞台出身のイギリス人俳優らしいクラシカルな身のこなしも期待しています。今まで映画界の本流だった「若く元気な」ダルタニャン像を変えることができるか、楽しみです。
もちろん、フランス映画「シラノ・ド・ベルジュラック」で華麗な剣技を披露したドパルデューのポルトスは、以前銃士倶楽部がおあそびで募集したキャスティングでも支持を集めた最適のキャストだと信じておりますが
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1998.4.13/No.19 いせざきるい>昨夜土曜
(3月14日)の夜にThe Man in the Iron Maskを見てきました。何となくフランスの話なのに英語で話しているのが不思議で、特にポルトス役のジェラール・ドパルデュー、フランス人も英語で話しているのが不思議でした。映画自体はなかなかよかったですよ、歳取った三銃士のイメージがちょっと違う気もしましたが。特にアトス=ジョン・マルコビッチは個人的に持っていたアトスと違いました。(なんであんなに髪が薄いの!?)<
1998.3.17/ホームページ読者 MERCI!>アメリカで実際にご覧になった日本の方から、メールをいただいたので、銃士倶楽部で人気のルイズ、ラウル、フーケの扱いについて、早速お尋ねしてみました。(
Louis)クリスティーヌはアトスの息子ラウルの思い人です。相思相愛だったのにルイによってラウルは前線に送られ引き裂かれてしまいます。彼はすぐに死んでしまうので出番はあまりありません。役者名も最後に出てくるのですが誰だかわかりませんでした。あまりぱっとしない役者だったような気がします。クリスティーヌはルイに逆らえませんが、王に亡くなった今もラウルへの思いを伝えてしまいます。クリスチーヌは、結局王が二人を引き離したこと知り、ラウルからの生前の手紙に自分の死後はクリスチーヌは王の元にいることを知っていたことで自分の行動を悔やみ王の前で自殺します。ですからルイズとは別人のような気もしますし、ストーリーも変えていると思います。アトスは息子を不孝にし殺された復讐にアラミスの計画の手伝いをするのですから。
私の知っている財務卿フーケは出てこないと思います。もし出ていたとしても全然活躍していません。レオナルド・カプリォ演じるルイとフィリップ、三銃士とダルタニャン、そしてちょっとだけアンヌ太后、彼らが中心です。こちらのホームページを読んで比較したかぎりではハリウッド映画でうまくまとめたなといった印象です。
レポートありがとうございました。原作通りにアラミスが陰謀を企むようです。ダルタニャンはルイ十四世の補佐役として大活躍する様子。国王の愛人ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールをモデルにしたと思われるクリスティーヌなる女性も登場。眉毛のくっきりした意志の強そうな顔つきです。ストーリーはかなり変わってしまっているようですが、ダルタニャンと三銃士がこのストーリーに深く関わるのは間違いないみたいです。ラストには、大どんでんがえしも用意されているみたいですが、これは見てからのお楽しみといたしましょう。(
Louis)映画雑誌で「仮面の男」のスチール写真を見ましたが、アトス役の頭頂の髪が薄いのが結構ショックでした。(泣)アトスは年取っても髪が薄くならず、美しい白髪になる、というイメージがあったので…。(これは他のキャラも同様ですが。)ディカプリオも今いちコスチュームが似合っていない気がしますし。「仮面の男」の出来に不安を覚えてしまいました。でも、今の私なら、見に行くでしょう。
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1998.3.8/270 なるせまやこ><
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