平成17年9月22日
_ 開院のご挨拶
院長 榊原文彦
 このたび、半田市住吉町に、住吉町クリニックを開設できましたことは、私の大きな喜びでございます。多くの方々のご支援、ご協力に、心より感謝申し上げます。
 私は、住吉町クリニックの開設に当たり、その果たすべき使命として二つのことを考えております。
 一つは、地域の皆様がご病気のときに一番に飛び込んできていただける、ホームドクター(家庭医)としての役割でございます。お子様の予防注射から、カゼ、ハライタは言うに及ばず、ご老人の認知症のご相談まで、安全で安心な医療の提供を目指しております。
 もう一つは、私が永年培って参りました糖尿病を始めとする生活習慣病の診療で、地域医療に貢献したいということでございます。糖尿病患者は日本全体で740万人と推定され、完治することは原則的にない病気です。しかも、その平均余命は、糖尿病のない方に比べ統計上約10年短いといわれております。私は、evidence based medicine(EBM; 科学的な根拠に基づいた医学)を推し進め、糖尿病があっても、元気で長生きしていただける医療を目指します。当然ながら、高血圧症、高脂血症等の生活習慣病に関しても力を尽くしていくことは申すまでもありません。
 この二点を柱とし、私が生まれ育ちました半田の地で、微力ながら皆様のご健康のお役に立ちたいと冀っております。よろしくご利用くださいますようお願い申し上げます。

 

 
_ 院長略歴

昭和29年、愛知県半田市に生まれる。
昭和55年、愛知医科大学卒業。
同年より労働福祉事業団中部労災病院で研修。
昭和60年、名古屋大学医学部第三内科医員。
坂本信夫教授、堀田 饒教授のもとで糖尿病学、
特に糖尿病性合併症の研究に従事し、学位を取得。
平成7年、名古屋大学医学部附属病院第三内科助手、
内科学第三講座講師(併任)。
平成8年より愛知医科大学内科学第一講座講師、
内分泌・代謝・糖尿病内科助教授を経て、
平成16年7月より半田市立半田病院内科部長。
平成17年9月、半田市住吉町にて住吉町クリニックを開設。
第18回国際糖尿病学会(パリ)にて発表
 
_ 所属学会

日本内科学会(認定内科医)
日本糖尿病学会(学術評議員、認定糖尿病専門医)
日本内分泌学会(認定内分泌代謝科専門医)
日本病態栄養学会(評議員)
日本動脈硬化学会
アメリカ糖尿病学会 等