M:TG公式戦 in 遊CAN 8月27日
序章
先月の半田大会はひどい状態だった。
今回は植林デッキのコントロール性を少し強化したバージョンで挑む。 →デッキ内容はこちら
先月のリベンジである。
試合
1回戦 補充 ××
第1セット:
相手、『補充/Replenish(UD)』を引かないらしい。
場も墓地も整っているのに何もしてこない。
しかし、こちらも『菌類の群落/Saproling
Cluster(NE)』を壊された後、おかわりできない。
『悟りの教示者/Enlightened Tutor(6E)』でも『アカデミーの学長/Academy
Rector(UD)』でもいいのにな。
結局、相手が先に補充を引いて負け。
第2セット:
両者マリガンスタート。
『浄化の印章/Seal of Cleansing(NE)』をいきなり2枚セットされる。
仕方がないので、『オーラの破れ目/Aura
Fracture(PR)』を『悟りの教示者』で引いてきて対抗する。
双方壊れた後、新たに『浄化の印章』をセットされる。
3枚も持っとったんかい!
対策に困っている間に『補充』を撃たれて負け。
引き負けしている感じがひしひしと…
先月のパターンをまたも踏襲してしまうのか?
2回戦 レベルウィニー ○○
第1セット:
相手、『ルーンの母/Mother of Runes(UL)』やレベルをプレイする。
速攻で削りきるデッキで無い分、相性はいい。
問題は、『解呪/Disenchant(6E)』だ。
しかし、エンチャントが壊されることなく、順当にコンボが成立して勝ち。
第2セット:
またも、エンチャントが壊されることなく、順当にコンボが成立して勝ち。
相手、『解呪』を引けなかったらしい。
相手の引きに助けられたかな?
3回戦 すきこみ(Angry Non-Hermit Deck ?) ○×○
第1セット:
『からみつく鉄線/Tangle Wire(NE)』がいやらしい。
だが、時間稼ぎは手札の充実につながる。
消散カウンターが切れたところでコンボを決めて勝ち。
第2セット:
『マスティコア/Masticore(UD)』を出した上で『からみつく鉄線』を貼られる。
みるみるライフが減っていくのに何もできない。
しかし、消散カウンターが消える頃にコンボ用のキーカードが揃う。
ライフは『マスティコア』に殴られても4残る。
さあ、次のターンは勝ちだ!
相手、殴った後、4点の『ハリケーン/Hurricane(6E)』。
ぐはぁっ。
第3セット:
さっきと同じ展開。
コンボ用のキーカードは揃っているのだが、2枚目の『からみつく鉄線』がっ!
ああ、もうこのターンで『マスティコア』に殴り切られると思ったら、
相手、『マスティコア』のアップキープコストを払い忘れる。
ラ、ラッキー!
次のターン、コンボ回して勝ち。
拾いものの勝ちだった。
4回戦 赤緑 ○××
第1セット:
今回は手札がいい。
しかも相手は『山』をセット。
エンチャントが安全なのをいいことに『菌類の群落』から順に展開。
4ターン目にコンボを回して勝ち。
第2セット:
初手にエンチャントを破壊できる『エルフの抒情詩人/Elvish
Lyrist(US)』を出される。
おかわりを期待してプレイするしかない。
場の敵のクリーチャーはパワー2がわずか2体。
残りライフ12まで削られるが、危機感は全然なかった。
先月唯一勝ったデッキが赤緑だったので油断していたのかもしれない。
相手、攻撃、『巨大化/Giant Growth(6E)』し、『激励/Invigorate(MM)』をピッチで撃ってくる。
残りライフ4。
そして『命知らず/Reckless Abandon(UD)』。
わずか2マナで、削り切られてしまった。
第3セット:
今度は『エルフの抒情詩人』が出てこないので、『菌類の群落』から展開。
相手は、『炎の印章/Seal of Fire(NE)』と2/1と2/2のクリーチャーを展開。
こちらのキーカードが揃ったとき、残りライフは14。
しかし、このターンにコンボを回すには1マナ足らない。
次の相手ターンに、カードをクリーチャーに変えてブロックすると、
次の自分のターンに手札不足でやはりコンボが回らない。
回らない理由が、手札に『蛇かご/Snake Basket(6E)』が来てしまっているから、というのが情けない。
悩んだ末、まさか同じ事が2度も置きやしまい。
それを恐れるのは弱気だよな、と思い、ノーブロックに出る。
しかし、またもや『巨大化』し、『激励』をピッチで撃ってくる。
さらに、『炎の印章』起動後、『火炎の裂け目/Flame
Rift(NE)』。
きっちり14ダメージ!
しょーがないよなー、ブロックしてても負けてたと思う。
後で聞いたら『ショック/Shock(6E)』まで持ってた。
5回戦 白赤 ○○
以前、対戦したことがある『お祭り騒ぎデッキ』の人だ。
そん時は、あっさり2敗している。
リベンジである。
第1セット:
いきなりマリガン2回。
しかしその後の引きが順調。
コンボが回って勝ち。
第2セット:
またもマリガン。
しかも相手が出してきたクリーチャーが『ヴィーアシーノの異端者/Viashino
Heretic(UL)』。
これはやりにくい。
相手、『ヴィーアシーノの異端者』で攻撃。
自分のターン、引いたカードでコンボ成立。
ラッキー、『ヴィーアシーノの異端者』寝てるじゃん。
ごっつあんでした。
相手、「前に比べるとずいぶん変わってますね。良く回るみたい。」
チューンしてますから。(^^)
6回戦 ポンザ・レッド ×○○
第1セット:
『極楽鳥/Birds of Paradise(6E)』がいきなり焼き鳥に…(お約束)
しかし、赤ならなんの心配もなくエンチャントが出せる。
相性は良い方だよな。
『繁殖力/Fecundity(US)』をプレイ。
既に『アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altar(6E)』は持っているが、『略奪/Pillage(6E)』が怖いから出さない。
しかし、その後『菌類の群落』も『悟りの教示者』も『アカデミーの学長』引かない。
それどころか、クリーチャーすら引かない。
ちくちく土地を壊され、『なだれ乗り/Avalanche
Riders(UL)』はエコーを払わずドローと、こちらのカードまで利用される始末。
そして、『ギトゥの宿営地/Ghitu Encampment(UL)』に殴られる。
『極楽鳥』取っときゃ少なくとも、1枚引けたのにと後悔する。
相手、『燎原の火/Wildfire(US)』をプレイ。
これで、たとえ『繁殖力』を引いてもプレイできない状態になる。
結局、『ギトゥの宿営地』に殴り切られて負け。
第2セット:
さっきと似た展開。
しかし、今回はキーカードを揃えられる引きだった。
次のターンにコンボを決められるかというところで『燎原の火』を出される。
しかし、その後の土地の引きが良く、ライフを削りきられる前にコンボ成立。
第3セット:
『菌類の群落』『繁殖力』をプレイできるも、さっきより土地破壊のペースが速い!
わずかな土地と手札の犠牲で『菌類の群落』を起動して耐える。
相手、『燎原の火』をプレイ。
ぐは。土地が無くなる。
しかも今度は、土地を出すなり破壊される。
破壊されるのに対応して『菌類の群落』を起動してまた耐える。
なんとも苦しいプレイだ。
場には、エンチャントの他には『極楽鳥』と苗木トークンが3枚。
手札は、『悟りの教示者』と『輪作/Crop
Rotation(UL)』。
残りライフもかなり寂しい。
相手の『ギトゥの宿営地』の攻撃を苗木トークンでブロックし、ダメージがスタックに乗ったところで、『悟りの教示者』をプレイしてとりあえず『アシュノッドの供犠台』を手にしておく。
そして、自分のターン。
あ、『森』引いた。
耐えていれば良いこともあるんだなぁ…
『森』をプレイし、即マナ出し。
『輪作』をプレイして『ガイアの揺籃の地/Gaea's
Cradle(US)』を引っ張ってくる。
ここで相手は私が何をしようとしているか気づいたらしい。
「『極楽鳥』に『ショック』!」
「対応してマナ出し!」
『アシュノッドの供犠台』をプレイ。
時既に遅し、でしたな。
試合後、「隙、少ないですね。」
「苦労してチューンしましたから。」
ていうか、『ショック』持ってるならさっさと焼き鳥でしょうに。
言わないけど。(^^;
総評
4勝2敗。
今回の成績は、うれしかった。
なぜか今まで半田では勝ち越したことがなかったからだ。
『2000 Worlds』で Nicolas Labarre 氏が
"Chimera" Deck でトップ8に入ったおかげか、『菌類の群落』を使ったデッキの認知度は高まっているようだった。
今までは結構、驚いてくれた人がいたもんだが。
そろそろレギュレーション・チェンジの頃合いになってきたということなんだろうか。