小説「アラミス最期の恋」

さて最近いろいろなHPを見ているうちに原語の「銃士物」の外典となるもの(つまり贋作)をまた見つけました。その題名はなんと「アラミス最後の恋 − 騎士ルネ・デルブレーの真実の回想録」"Le Dernier amour d'Aramis ou Les vrais memoires du Chevalier de Rene d'Herblay" 作者はジャン=ピエール・デュフレーニュJean-Pierre Dufreigne という人です。
偽物なのは十分わかっているのに「真実」なんて言うのも一興です。副題は、実際はもっと長くて(今どきのTV番組風で)「かつてトレヴィル殿の銃士隊でアラミスの名のもとに国王のために働き、のちにヴァンヌの司教でかつジェズイット教団の主管長となり、さらにスペイン王国の大使たるアラメダ公爵となった……」と付くようです。
「ところで最後の恋人ってだれなの?」というのが皆さんの疑問でしょうが、先輩諸氏でご存知の方がいらっしゃれば教えてあげて下さい。(僕はまだ読めませんので…)

この本は1993年頃に出たそうです。<< Livre en ligne >> というHPによる下記の書籍情報をご参考まで。
1)Livre de poche ISBN:2-253-13648-4 26Fr; 217 Pages
2)Editions Grasset ISBN:2-246-42821-1 100Fr; 282 Pages

1998.11.15 質問/ホームページ読者>

 

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