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まずはデザインを考えます。
頭の中で思い描くだけでなく、実際に絵に描いてイメージを出します。
この時出来るだけ数を出した方が経験上、良いものが出来ますよ。複数のデザインを組み合わせることも出来ますから・・・。
今回、色鉛筆で色を塗ってますがサインペンなどインク系の物を使った方が出来上がりの感じを想像する事が出来ます。 |
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ペイントする道具を揃えます。
左上からアクリル(ウレタン)系塗料（今回はカー用スプレー）、エアーブラシ、左下からマスキングテープ（幅の違う物を２〜３種類）、アートナイフ（デザインカッター）、サンドペーパー（１０００番ぐらいから２０００番を２〜３種類）、あとエアブラシ用にアクリル絵の具。
※ラッカー系塗料は乾くと柔軟性が全く無く、剥がれやすいので使わない方が良いです。 |
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まずは塗料の食い付きを良くする為、全体にペーパーをかけます。
１０００番ぐらいの物で表面にキズが付く程度でＯＫです。
この時ストラップ、パッドなど外せるものは外しましょう。
ステッカーは、ドライヤーなどで暖めながらやるときれいに剥がせますよ。 |
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ペーパーがけが終わったら脱脂を兼ねて中性洗剤で洗います。
この時指先などを洗うブラシを使うと、入り込んだ削りかすなど効率よく洗い流せます。 |
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色を塗らないところにマスキングをします。
仕上がりに影響してくるので隙間が出来ないようしっかりと丁寧に。
サイクルメットはエアダクトが多いので大変です。疲れる・・・。 |
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風の無い日に外で塗装するのがホコリも立たずベストなのですが、今回はコンロ周辺を囲って簡易塗装ブースにしてみました。
プラモデルでエアブラシ使う時はいつもこうしてます。換気扇を回せば排気もしてくれるので結構使えますよ。 |
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いよいよペイント開始です。
まずベースとなる色を吹くのですが、密着性を上げる為にプライマー（下処理剤）を吹きます。（今回はカー用のバンパープライマーを使用。物によってはシェルを侵してしまう物が有るそうです。注意！）
完全に乾いたところでベース色を吹きます（私の場合いつも白）。厚塗りは厳禁です。薄く２・３回に分けて吹いてください。
吹き終わったところで保護の為にクリアー塗料を吹いておきます。（一色終わるごとに吹いておくのがベターです） |
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| ドライヤーなどを併用すると乾燥時間を短縮擦ることが出来ます。ただし、熱風で変形する可能性があるので当てすぎないように・・・。それにほこりも付き易くなるので注意が必要です。 |
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塗り分けの為、再度マスキングします。
使う色が多ければ多いほどこの作業は続きます・・・。 |
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今回は「キャンディーカラー」というラメ状（きらきら光るヤツ）になる物を使います。
これはそのベースとなるシルバーを吹いたところです。 |
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で、色を吹いている所。
要するにクリアー系の塗料な訳で下のシルバーが透けて見えるという訳・・・。 |
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吹き終わって、マスキング（塗り分け用）を外したところ。
塗ムラを隠す為にちょっと厚く吹きすぎましたね・・・。 |
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色の境界線にエアブラシでシャドー（影）を入れてるところ。
エアブラシはこの様に細く吹く事が出来るので、これで文字を書くことも出来ます。
「シャドーがなんで赤なんだ！」なんてつっこまないで・・・。 |
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吹き終わったところ。アクセントに軽くピンストとネームを入れてみました。
これから仕上げに入ります。この状態だと塗り分けた所に段差が出来てます。まずこの状態で全体にクリアーを吹きます。 |
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そして塗り分けたところにペーパー（１５００番ぐらい）を軽くかけます。そしてまたクリアーを吹く・・・。それを３・４回繰り返すと段差がなくなります。
無くなったところで再度クリアーを吹きます。 |
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この段階でマスキングテープを外します。
塗料が一緒に剥れてしまう場合があるのでゆっくりと慎重にやってください。 |
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さあ、完了！ではありません。
よく見ると塗装面がざらざらしています。せっかくなんでこれを研磨してピカピカに仕上げてみましょう。 |
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全体にペーパーをかけます。１２００〜２０００番ぐらいの物を使い、表面のザラザラが７・８割方無くなるようにします。
絶対に削りすぎないこと！あくまでも削るのはクリアーの塗膜のみです！！
特にエッジとなっている所は削れ易いので注意が必要です。 |
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仕上げに細目のコンパウンドで磨き上げます。
アクリル用の物が使いやすいと思いますが、どんなものでもOKです。
ここでも強くやり過ぎない事。軽く根気よくやりましょう。 |
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こんな感じになったら終了です。３つ前の写真と比べてみると一目瞭然ですね。
さらに綺麗にしたい場合はカー用ワックスを塗るのも良いですよ。
後はストラップやステッカーを付ければ完成です。 |
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