自作フェンダー

走っていて「泥ハネ」って気になりませんか?
自分の体にかかるのは我慢したとしても、視界が遮られたり
メカ的なトラブルに見舞われるかも・・・。

リヤユニットに直接降りかかる「泥ハネ」を無くそうと、
リヤフェンダーを作ってみました。



今回は木型に熱を加えて軟化させた
素材を押し付けて成形する「ヒートプレス」
という方法で作成します。

まずはバルサ材で木型を作ります。
作例ではフェンダーのサイズに合わせて
40×40の角材を2つ張り合わせてます。


画像が飛んでいますが、現物合わせで
角材に大まかに形状を書き込みます。

そうしたらカッター、のこぎり、カンナなどで
大体の形状に成型します。


大まかな形が出来たら、紙やすりを
使って形状を仕上げていきます。
この時現物に合わせながら形状の
修正も行いましょう。

ちなみに作例では表面の凹凸をパテで
修正しています。


さていよいよ成型に入ります。
今回はホームセンターなどで手に
入りやすい「PET板」を使用しました。

画像では0.5o厚の物ですが、
実際には1.0o厚、大きさも木型より
二回りほど大きい物を使用しました。


PET板をガスコンロなどで炙って
軟化させ、木型に「おりゃ〜」と
押しつけます。
硬化するのに多少の時間の猶予が
あるのでその間に細かいところなど
整形していきます。


成型できたらハサミ、カッターなどで
切り出します。
今回、BAKAは直接切り出しましたが、
マジックなどでラインを書き込んでから
作業したほうが好いと思います。
最終的な形は現物合わせしながら
行います。


今回はタイラップ留めにするので
フレームとの接触面にスポンジラバーを
張り込みました。
これによりタイラップの締め具合で多少の
角度調整が可能になります。
あとはお好みのステッカーを張ったり、
塗装したりして完成です。




こんな感じになりました。

 

コツとしてはペット板のサイズは大きめの物を使うといった
ところでしょうか?
BAKAは木型ぎりぎりのサイズを使ったおかげで
成型段階で2枚ダメにしました・・・。


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