ごんぎつねのからくりラーメン 町を歩くと、何処からかいいにおいがしてきました。 おいしそー。でも何故あげが乗っていないんだろう? そうだ、あげに変えてやろう。そうすればもっと美味しくなる。 ゴンは、ラーメン屋さんのチャーシュウを全部あげと取り替えてしまいました。 そうとは知らないお客さんは、怒って帰ってしまいました。 反省したゴンは、それならみんなに喜んでもらえる美味しいラーメンを作ろうと、町中を探しました。 町にはいろいろな蔵がありました。味噌。醤油。お酒.お酢。 山車祭も盛んで、町中に山車が有り、とても華やかです。その中にはからくり人形など出し物があり みんな楽しそうに見ていました。 欲張りのゴンは、全部入れて作ることにしました。 でも全部入れてしまうと、ただの味噌ラーメンになってしまって、 そこでからくり人形を思い出し、食べていると味が変わっていくことを思いつきました。 鶏肉、しいたけ、玉ねぎを味噌で煮込んであげに詰めこみ、
目印にゴンの焼印を押し、見た目をきつねうどんに。 香りは、かつお風味でうどんらしく。
食べていくと味噌ラーメンに。
ゴン特製、いたずら満載の“からくりラーメン”の完成です。
蔵の街半田で作られる特産品が、
ゴンのいたずらに化かされて、
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