三銃士新着情報累積版1998.4〜1998.6

<>内の*印は、銃士倶楽部事務局での確認済情報です。文章は、いただいた情報をもとに事務局で編集しています。


「二人のデュマ」舞台公演(演劇)

「三銃士」の生みの親アレクサンドル・デュマ・ペールおよび息子のデュマ・フィスの父子と、「椿姫」のモデルとなった美しい娼婦マリ・デュプレッシの愛と哀しみの物語を劇団夢彦プロジェクトが舞台化。 公演の感想へ

「二人のデュマ」坂田俊二/作・演出、加藤久美・中村進・山岸孝子/出演、
スタジオ・ハクーロ B(東京・京王井の頭線 池ノ上駅下車1分)にて、6/28、7/5、8/2、9/6、10/11、11/8、12/23の各日曜日、PM2:00開演
入場料2500円(尚、中学生以下の入場不可)、問い合わせ先/劇団事務所 E-mail LMN42373@biglobe.ne.jp FAX 03-3424-0422

<*1998.6.27/劇団夢彦プロジェクト Merci!

ボアゴベの鉄仮面物語(書籍)

ボアゴベの小説「鉄仮面」(原題「サンマール氏の二羽のつぐみ」)が久々に児童向けに翻案され、「痛快世界の冒険文学シリーズ」として発行された。仮面の囚人を救おうとするのは、投獄された恋人を追い求めるヒロイン、ヴァンダ。ただし、仮面の囚人の正体は、原作と異なっている。「鉄仮面」作品史の概略がつかめる解説と資料が充実。

「鉄仮面」(痛快世界の冒険文学シリーズ9)さとうまきこ/著、1998.6講談社/発行、1500円、ISBN4-06-268009-2

<*1998.6.23/No.19 いせざきるい>

フランス映画祭でルイ14世時代の復讐劇(映画)

邦題「愛と復讐の騎士」(仏題:Le Bossu)/6月14日(日)午後8時から、横浜市パシフィコ横浜・会議センターメインホールで/1997年フランス映画/原作:ポール・フェヴァル/監督:フィリップ・ド・ブロカ/出演:ダニエル・オートゥイユ、ヴァンサン・ペレーズ、マリー・ジランほか/鑑賞チケットは、関東地区プレイガイドで発売中

第6回フランス映画祭横浜'98のトリを飾る作品で、主演級の俳優さん他ゲスト多数のクロージングセレモニーも予定。ルイ14世時代のパリを舞台に恋あり策略あり決闘ありの人気歴史ロマンを豪華キャストで描く。

<*1998.5.24/No.19 いせざきるい>

三銃士の音楽劇上演

島根県立松江北高校第20回定期演奏会で、合唱部による三銃士の音楽劇が上演される。ストーリーは、ディズニー版映画をもとに構成。同校は、昨年度NHK全国学校音楽コンクール全国コンクール(NHKホール)で、銅賞(全国三位)、全日本合唱コンクールでは金賞を受賞。

6月13日(土) 午後4時30分開場、午後5時開演/島根県民会館大ホール/入場無料
問い合わせ先:浅野 hiyokocl@web-sanin.co.jp(TEL0852-25-0762)

<*1998.5.4/ホームページ読者 Merci!

「アンジェリク」限定ロードショー(映画)

「アンジェリク〜はだしの女侯爵」5月1日(金)〜19日(火)銀座セゾン劇場にて限定ロードショー/1964年フランス製作/『時はルイ14世時代、貧しい貴族の家に生まれたアンジェリクの華麗な恋と冒険を描く』 監督/ベルナール・ボルドリ、脚本/アラン・デコウ、原作/アン&セルジュ・ゴロン、出演/ミシェル・メルシェ、ロベール・オッセン、ジャン・ロシュフォール、配給/キネティック(「OZ magazine4/21号より)

同シリーズのビデオ全5話が1998年秋より順次リリース予定。残り4話のタイトルは、第2話/アンジェリクの恋人、第3話/太陽王とアンジェリク、第4話/アンジェリク〜金髪の女奴隷、第5話/アンジェリクとスルタン。(発売元/キネティック、問合せ/TEL03‐5575‐6735)

<*1998.5.4情報更新/270 なるせまやこ>

この映画、「太陽王の晩餐付き」チケット(16,000円)なら、ルイ十四世の晩餐会をイメージしたディナーを楽しめる企画があるそうです。
映画のチラシによると、ホテル西洋銀座「パストラル」の総料理長、鎌田昭男シェフが「17世紀」「太陽王」をエッセンスに、特別コースメニューを創作。ロードショー期間中、同ホテルにて一日三回、各回限定20名で一週間前まで予約受付。予約はチケットセゾンで取扱。

<*1998.5.4情報更新/No.111 亜香音ほか>

ルイ14世時代のフランス人女性アンジェリクをヒロインにした大河小説をもとにした映画です。5本シリーズとしてフランスでは当時大ヒットしましたが、日本ではこれが初公開。原作全26巻は、講談社文庫から発売中。「ダルタニャン物語」に匹敵する波乱万丈の大冒険物語で、こちらもおすすめです。また、木原敏江によるコミック(秋田書店から文庫化されている/全3巻)や宝塚の舞台も以前話題を呼びました。

<*1998.4.27注釈更新/No.19いせざきるい>

モリエールの作品をテアトル・エコーが舞台化(演劇)

読売新聞4月24日夕刊芸能欄によると、この舞台では17世紀の初演時の「コメディー・バレエ」と呼ばれた古典的なスタイルが再現される。 公演の感想へ
テアトル・エコー公演「病は気から」(モリエール作・鈴木力衛訳)4月27日〜5月2日/紀伊国屋サザンシアター/全席指定4500円(4/27のみ4000円)演出/三田地里穂、出演/安原義人、諸角憲一、熊倉一雄、持田あつし、森沢早苗(テアトル・エコー連絡先/03-5466-3321)

1998.4.27情報/270 なるせまやこ>

モリエールは、17世紀フランスの劇作家。ルイ十四世時代のヴェルサイユの饗宴に、彼の喜劇は欠くことのできない存在だった。また、訳者の鈴木力衛氏が「ダルタニャン物語」の翻訳と並んでライフワークとしたのが、この「モリエール全集」だった。<Louis注>

ディカプリオ主演の「仮面の男」日本公開間近(映画)

「鉄仮面」編を題材にした映画「The Man in the Iron Mask」(邦題:仮面の男)が、夏休みロードショーとして日本公開される。既に関係雑誌などでは、特集記事も多数掲載。映画館では、予告編の上映およびチラシの配布も始まっている。また、この映画の輸入サントラ盤CDをはじめ、ポスター、ポストカードなどの関連グッズも販売中。

<*1998.4.27情報更新/270 なるせまやこ ほか>

ラ・ロシュフーコーが主人公の小説(書籍)

三銃士と同じ17世紀フランスに生きた「箴言録」で有名なモラリスト、ラ・ロシュフーコー公爵を主人公にした小説が発行された。若いころの彼は、シュヴルーズ夫人やロングヴィル夫人の愛人でもあったというアラミス並みの手腕の持ち主。

「ラ・ロシュフーコー公爵伝説」堀田善衛/著、1998.4 集英社/発行、2,940円、ISBN4-08-774325-X

<*1998.4.9 情報/No.19 いせざきるい>


新着情報INDEXへ

<©三銃士ファンクラブ銃士倶楽部>