デュマ作品の邦訳本

アレクサンドル・デュマの作品の日本語訳が少ないこと、残念だと思いませんか?私の知る限り、”ダルタニャン”の他は”王妃マルゴ”、”モンテ・クリスト伯”くらいしかないと思うのですが・・・。もし、何かご存知でしたらぜひ教えてください。<1998.3.2 質問/ホームページ読者>

 

デュマ作品のリストへ 現在入手可能なものはこちらのページからオンライン書店bk1へのリンクを貼りました。ご活用ください。<2001.6.11/いせざきるい>

”デュマの他の作品”のコーナーで「黒いチューリップ」(創元社)は絶版となっていましたが、先日店頭で見かけました。奥付は1999.12月でした。<2001.6.11情報/てらりん Merci!

「王妃の首飾り」(創元推理文庫)は、品切れ中で、再版予定も未定だとのこと。私も、20件ぐらい探しましたが、だめでした。古書屋さんにも頼んでますが、回答なし。<1998.11.15情報/ホームページ読者 Merci!

日本で流通している本のカタログ「日本書籍総目録1997年版」には、以下の本があるそうです。(有名なものを除く)
「王妃の首飾り」「黒いチューリップ」(以上は創元推理文庫)「くるみ割り人形」(ショパン)「愛書狂」(共著・白水社)
これらは絶版になっていなければ書店で注文すれば取り寄せられると思います。また「王妃マルゴ」ですが、これは河出文庫(上・下)と文芸春秋社より出ています。値段的には前者の方がお手頃ですが、後者の方は高くとも挿絵付で解説もスバラシイので余裕のある方はそちらをおススメします。<1998.3.17情報/8 成瀬まるな>

中央公論社の「世界の文学・7巻」でデュマの「黒いチューリップ」が和訳されています。しかし、初版が昭和39年の全集の1冊なので図書館で探した方が良いかもしれません。B6の大きさで赤い本です。訳者は松下和則氏。内容の感想は、えっーと、これから読むので分かりません。(笑)<1998.3.11情報/111 風守亜香音>

創元推理文庫の最新目録(1998.1)に掲載されていたのは以下の二冊です。<情報/270 なるせまやこ ほか>
「王妃の首飾り」(Le collier de la reine)大久保和郎/訳 創元推理文庫:「ベルばら」にも描かれた、マリー・アントワネットの首飾り事件の物語。
「黒いチューリップ」(La tulipe noire) 宗左近/訳 創元推理文庫:17世紀後半のオランダが舞台の小説。十数年前に宝塚歌劇団で舞台化されました。

デュマ作品の日本語訳については、ほかにも数年前に「くるみわり人形」が存在していたと記憶しています。子供向けの怪談を集めた本にも掲載されていたと思います。手元にあるものがないので、詳細は不明です。またよく調査して紹介させていただきます。(他にもご存知の方があればご連絡ください)
確かに多作だった割には寂しい出版量ですね。海外では、「デュマ全集」みたいなものも出版されているそうですが、日本ではマーケットが少ないということでしょうか。フランス文学史上でも流行作家のためか、あまり正当な評価を受けてこなかったみたいなので残念です。<回答/19いせざきるい>

<三銃士ファンクラブ銃士倶楽部>

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