ジュニア版「三銃士」書籍入手ガイド

2001年現在で入手が比較的容易と思われるジュニア版書籍の一覧です。オンライン書店ビーケーワンの詳細データ&注文画面にリンクしています。

 

●少年少女世界文学館18「三銃士」

1987年講談社発行、訳/新庄嘉章、企画編集/井上靖(作家)、解説/篠沢秀夫(学習院大学文学部教授)、随筆/田山力哉(映画評論家)、本体1900円 ビーケーワン詳細画面へ

原作にほぼ忠実にストーリーを再現しながらも、上総潮氏による正統派のカラー挿絵や難しい言葉や風俗などの解説が多数入っているので、西洋の歴史が苦手な方でも大変読みやすい本。

*小学校4年生から中学生向け/小学校6年〜中学生のお子様には特におすすめ!

●講談社青い鳥文庫123−1「三銃士」

1988年講談社発行、訳/桜井成夫、解説/名木田恵子(児童作家)、本体670円 ビーケーワン詳細画面へ

三銃士の主なエピソードを一冊に盛り込んだハンディサイズの本。活字が若干小さいが、金斗鉉氏のほのぼのとした挿絵が楽しい。

*小学校高学年から中学生向け

●ポプラ社文庫・世界の名作文庫「三銃士」

1998年ポプラ社発行、文・解説/吉田加南子(詩人)、本体600円 ビーケーワン詳細画面へ

三銃士前半のエピソードだけを平易な文章でまとめたハンディサイズの本。村井香葉氏の少女風の優しい挿絵も手伝って、女の子にも読みやすい一冊となっている。

*小学校高学年から中学生むけ

●こども世界名作童話4「三銃士」

1987年ポプラ社発行、文・解説/砂田弘(作家)、本体800円 ビーケーワン詳細画面へ(表紙画像付)

大きく読みやすい活字を使いながらも三銃士のお話をざっと知ることができる本。村井香葉氏の華麗な挿絵も多数あり。

*小学校低学年から/小学校2〜3年生のお子様には特におすすめ

●子どものための世界文学の森30「三銃士」

1995年集英社発行、訳・解説/久米穣(児童文学者)、本体850円 ビーケーワン詳細画面へ

三銃士前半のエピソードを、生き生きとした冒険小説として描いている本。山本耀也氏のリアルで躍動感あふれる挿絵と夏休みに重宝しそうな模範感想文付き。

*小学校3年生から高学年向け/小学校4〜5年生のお子様には特におすすめ!

●福音館古典童話シリ−ズ19〜20「三銃士(上・下)」

1978年福音館書店発行、訳・解説/朝倉剛(獨協大学教授)、本体各2300円 ビーケーワン詳細画面へ(上)(下)

児童向けとして出版されながらも、デュマの原書を忠実に翻訳した本。活字は小さいが、文章は読みやすく配慮されている。19世紀後半のフランス人画家ツィエールによる銅版画風の挿絵が豊富で、装丁もクラシック調。それらを眺めているだけでも十分に楽しい。

*中学生から大人向け/当時の挿絵に興味がある方と書棚を飾るコレクション向けには特におすすめ!

●痛快世界の冒険文学21「三銃士」

1999年講談社発行、文/藤本ひとみ、、解説/稲垣直樹(京都大学教授)、本体1500円 ビーケーワン詳細画面へ(表紙画像付)

歴史小説を得意とする人気作家が描いた、新しい視点から楽しめる三銃士。児童向けのため、若干のエピソードは省かれているが心理描写が細かく大人でも十分楽しめる。東逸子氏の端整で華麗な挿絵と豊富な資料ページ、作者あとがき付き。

*中学生から大人向け/長編小説が苦手な大人の方の入門書として特におすすめ

●偕成社文庫「三銃士(上・中・下)」

1987年偕成社発行、訳・解説/竹村猛(仏文学者)、本体(上)800円、(中・下)各680円 ビーケーワン詳細画面へ(上)(中)(下)

児童向けとして出版されながらも、デュマの原書を忠実に翻訳したハンディサイズの本。関連地図・系図および巻末に用語の注釈付き。19世紀のフランス人画家ボーセ、フィリッポト−両氏による銅版画風の挿絵が豊富。

*中学生から大人向け/大人向けの本に少々不安がある中高生と、当時の挿絵に興味がある方には特におすすめ


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©三銃士ファンクラブ銃士倶楽部2001/文:いせざきるい>