「将軍と二つの影」トーク広場

「ダルタニャン物語」第六巻についてのファンの声を集めました。(会員アンケート&専用ボード開設期間2002.11〜2003.1)
今後もメールにて感想をお寄せいただければ随時掲載させていただきます。(件名に「将軍と二つの影トーク広場」と明記)


●こんにちは

「将軍と2つの影」遅い感想ですけど、みなさん、いいですか。この巻中途半端な気がします。でも、ゆっくり読めば楽しい作品ですね。ダルタニヤンが単独でモンク将軍を誘拐し、英国王の復位めざすですから、アトスがモンク軍相手の孤軍奮闘ぶりも勇ましいですね。2人の友情もいいですね。一介の浪人になったダル活躍篇と読めば、とても楽しい巻だと思います。私のコレクター話をすれば、全11巻の単行本発刊当時、兄が3巻〜5巻もっていて、兄の不在中読んだんですけど、続きさがすと、本屋では、6巻まで置いてあったんですが、あとの巻はないので、本屋さんにきくと無情にも品切れとのことでした。当時角川版「鉄仮面」は、在庫でありましたけどね。つまり7巻〜10巻の部分が読めなかったんです。第2刷まで、長かったですね。本題からずれてごめんなさい。<辰七>

 

●「ああ!あなたは天に神がましますことを教えてくださった」

いせざきさま。「将軍と二つの影」の特集を組んでくださいまして感激いたしております。私の一番好きな場面は、流転の若き国王チャールズ二世が絶望の中でラ・フェール伯爵のお屋敷に図らずもたどりつき、アトスの言葉で絶望の淵から救われるところです。伯爵が「貴族の精華」と謳われるにふさわしいすばらしい場面だと思います。ラウル君を引き取られてから、聖人君子となられ落ち着かれたラ・フェール伯爵様ですが、第三部でもなさっていることはお若い頃と変わらず無謀の極致でした・・・・。絶望する国王には希望を・・爛れた宮廷人には畏怖と崇拝を集めてしまう伯爵さまの御人徳には感慨無量です。

第六巻で一番心に残ったキャラクターは、アトス・・ラ・フェール伯爵です。全編を通じましてアトスの言葉、姿、物腰、表情の描写は、最も心に残ります。信念と理想に命を懸け誓約と誇りのために戦う気高い伯爵さまは「男とは本来こうあるべき」という古典的な理想像だと思います。高貴で風格のあるお姿。気品あふれる物腰。慈愛に満ちたまなざし。「偉大なるラ・フェール伯爵」は永遠の憧れの御方です。<No.336 美夜>

 

●アトスが活躍!

「ブラジュロンヌ子爵」編の中でも、アトスが結構活躍する巻なので、私自身は楽しく読めた部分です。モンク将軍とのかけひきはドキドキでした。まだまだ頼りないルイ14世もよい感じです。<No.19 いせざきるい>

 

●臨終のマザラン

最後の最後で「今後は決して宰相をお用いになりませぬよう」と懺悔の言葉を残したマザランさん、かっこよかったです。No.316 ゆき@セオドル>

死に際まで笑かしてくれました。<No.327 COASA>

 

●やっとフーケ様が出てきましたね

デルブレー卿とのやり取りが楽しみ!<No.328 星波万穂>

フーケ追っかけ(!?)をするバザン(笑)アラミスが見たらどう思うんだろう・・・。<No.320 A.K

 

●アラミスは何処に!?

アラミスファンとしては一回お休みみたいな巻でしたが、読みかえしてみるとけっこう面白い!

ダルタニャンが金と自分の身の上を一喜一憂するのが何とも人間味溢れていますし、アトスの超越して精神がそれに対しているようで、凄いなと思ってしまいます。<337 澪>

アラミスがああああっ 出てこないよううっっ(いや、だからそれはさ・・・・・)<No.183 暁香月>

6巻は、実は記憶にあまりなくて・・・だって、読んでも読んでもアラミスが出ず、ついに出番なし!!(笑)なので、私にとって第三部は次巻の半ばから始まります。はは。<192 KIRIE.W>

 

●こんなダルたちも素敵

ダルタニャンがくつろいで子供たちと一緒にいる時・・・。ニヤリと笑うそんなダルタニャンも素敵!(笑)<No.320 A.K>

アトスと鹿の角亭で話すシーンも好きです。お互い尊敬し合えるステキな二人・・・特にアトスが・・・!!!<No.295 水野あやか>

ダルタニャンに投資したプランシェとダルタニャンとのやりとりが、軽妙な中にも主人・従者思いな一面が感じられます。<No.330 フローラ>

 

●アンヌ・ド・トーリッシュ

ダル物一部では、女王にふさわしい物腰、二つの目は非の打ちどころのない美しさ・・・とたとえられていたのに、三部ではマザラン殿のよーなお盛んな守銭奴じーさんの情婦・・・って、なんかあまりにも違いすぎる・・・・。<No.317 Romi>


「ダルタニャン物語」情報INDEX
<背景:チャールズ一世の財宝の在処を示すアトスと様子を伺うモンク将軍/ A.de Neuville(1835-1885)>
©三銃士ファンクラブ銃士倶楽部 2003>