「謎の修道僧」トーク広場

「ダルタニャン物語」第四巻についてのファンの声を集めました。専用ボードに書き込んでくださった皆様のご協力ありがとうございました。(ボード開設期間2000.11〜2001.1)


●迫力あるモードント

私が印象深いのは、モードントがウインター卿とともにフランスを離れるアラミスとアトスを見つけ、岸から彼らを脅す場面。モードント迫力ありますよね。<いせざきるい>

●モードント!

ついにこの時が来ましたね!モードント特集!!!(違う)復習気(違う!)復讐鬼・・・ぜひぜひ銃士倶楽部の会誌で皆さんのいろんなモードントくんを拝見したいです。
あのミレディーの息子ですよ・・・もう凄まじい人物なのでとっても今回はコメント関係もたのしみにしています。
孤高の(え?)修道僧モードントくんについて久しぶりにもう1度原作をちゃんと読み返しますです。<カール碓空>

●あぁ勘違い!

原作特集、読み直さなくちゃ!と1ヶ月前に本棚から引っ張りだしておいたものの、ようやくクリスマス頃になって時間が取れて、読み終えた・・・書き込むぞ!・・・と意気込んでやって来たのですが、私が読んだのは「復讐鬼」。
あれ、行き過ぎたのね。。。モードント特集っていうからてっきり・・・あぁん、戻ってまた読みます。。。「謎の修道僧」ね。
印象深いのは、ベチューヌの首切り役人との場面かなあ。うわ、モードントってこーゆー奴なのね!という強烈なイメージが出来ましたね。<なおちゃん>

●モードントも人の子!?

モードントが叔父であるウィンター卿に何度も叫ぶシーン。
「あれはわたしの母親だったのです」という一言ですね〜、やっぱり。
自分も3人の子の母親であるだけに、やっぱり「母親と子の絆」っていうものが、すご〜く感じられて、とても印象に残っています。
ミラディーがどんな悪行を働いたかや、その息子であるモードントがどんな人物であるかは、ここでは問題なし。あるのは、母親をかばおうとする息子の姿、それだけです。<
Yoshiko

●「あれは私の母親だったのです」

やっぱり「あれは私の母親だったのです」が一番印象に残ってます。
どんな酷いことをしてても、モードントにとっては良き母親だったんでしょうね。
そう考えると、酷いのはどっち……なんて言えませんね。
四銃士達とモードント。どっちも、そのサイト側から見れば”正義”だったと思います。
もっと色々書きたかったんですが、これが一番書きたかったことかなあ…?<原智
/No.5

●伯父と甥

モードント君といえば、やはり伯父と甥の場面が一番でしょう!
なんてったってコンプレックスのかたまり炸裂
!!って感じが愛しいです。
ところでるい先生、個人誌の続きはまだですか
?(人のこといえないけど…)<李エルザ>

●モードント

幼い頃から母親べったりで生活していたわけではないにしろ、20歳を過ぎた青年があんな風に母親を語るもんなのかなぁ、と言う受け止め方をしています。
ほかのどの登場人物も、ああまでして母を語る姿では出てこないですよね、全巻通して。母親としての姿だけは、彼女の中の「良心」の側面だったのかな。<なおちゃん
/No.293

●手紙と財布

一番心温まる?場面は、旅立つアトス&アラミスへのダル&ポルトスの手紙。
「剣のお陰で転がり込んでくるお札でどうやら食いつないでいる」稼ぎなのに、自分の財布の半分を快く提供するなんて。友情は保ちつつも、各自の野心や野望がはっきり動き出している4人なだけに、名誉でも野心でもなく友情の為だけに金銭的な犠牲を払える、というのはスゴイ。私ならできません。
「ではいずれ。永の別れはご免こうむる」という簡潔な言葉も胸に響きます。これってやっぱり、アトスの人徳かな。(おっと、もち、ダルの人徳でもありますね。)<なおちゃん
/No.293

●そういえば・・・・

そういえば、当時、上流階級では親子、夫婦に限らず、上下関係がはっきりしていたんですよね。
子どもであっても、「ムッシュウ」「マダム」と、両親に呼びかけて、敬語が使えなければ、話しかけることができなかったとか。
それを考えると、モードントのミラディーに対する「あれは私の母親だったのです。」という思いは、親子の情というよりも、自分の母親という立場にある彼女に対する侮辱、その息子である自分の面子が云々・・・という気もしてきましたが、私としては、やっぱり愛情の方を信じたいです。<
Yoshiko

●モードントV.S.ラウル

修道僧に身をやつしたモードントをラウルが連れてくるシーン、アトス=モードントの息子説を唱える私にとっては、この二人の出会いはとっても意味深に見えるのだけど、このあとラウルは二度とモードントに会うことがないんですよね。うーん、てっきり何かの伏線だと期待していたのに、デュマ先生、あまりにももったいないですよー!!<No.19/いせざきるい>


「ダルタニャン物語」情報INDEX

<背景:ブローニュの港でアトス&アラミスに復讐を宣言するモードント>

©三銃士ファンクラブ銃士倶楽部 2001>