ミレディー(Milady


別名/アンヌ・ド・ブリュイ、ウィンター夫人、シェフィールド男爵夫人、クラリック夫人、シャルロット・バックソン、ラ・フェール伯爵夫人

?年生/1628年ベチューヌ没

絶世の金髪美女でリシュリュー枢機卿の女スパイ。バッキンガム公爵が持つフランス王妃の房飾りからダイヤを盗み、後には公爵暗殺に成功する。ダルタニャンに肩の烙印を見られたために彼の命を狙うが、かつての夫アトスに阻止、処刑される。(「三銃士」編)

名言集

「わたしが気分が悪い、このわたしが?そんな気の弱い女とは違うんですよ。恥をかかされて気分が悪くなったりするもんか。きっと仇を討ってやる、わかったかい!」(「ダルタニャン物語2」第5章)

「手荒な真似をしてはならぬ。手荒な真似をするのは弱味を見せることだ。だいいち、そういうやりかたで、わたしはこれまで一度も成功したことはない。女を相手にするのなら、自分より弱い敵にぶつかる場合もあるだろうし、あながち勝てないともかぎらない。だが、いま敵に廻しているのは男ばかり、その連中の目から見れば、わたしは一人の女にすぎないのだ。女として戦おう。わたしの力はわたしの弱さの中にあるのだ。」(「ダルタニャン物語2」第22章)


キャラクター紹介INDEXへ

©三銃士ファンクラブ銃士倶楽部/文・No.19いせざきるい>