アンヌ王妃(Anne d'Autriche)


1601年生/1666年パリ没

スペインのハプスブルク帝国王フェリペ3世の娘でフランス国王ルイ13世の妻。アンヌに思いを寄せるイギリスの宰相バッキンガム公爵と密会し、ルイからもらったダイヤの房飾りを公爵に渡してしまったことを、彼女をよく思わないリシュリュー枢機卿に知られて窮地に追い込まれるが、ダルタニャンらに助けられる。この事件がもとで下着係のコンスタンスが枢機卿側に狙われたときには、彼女を修道院にかくまう。(「三銃士」編)

王大后として幼いルイ14世を養育しながら、恋人のマザラン枢機卿を補佐に国政に携わるが、有力貴族が王家と敵対するフロンドの乱に頭を悩ませる。(「二十年後」編)

名言集

「お忘れにならないでくださいまし、わたくしはあなたを愛しているなどと、一度も申し上げたことはございません。」(「ダルタニャン物語1」第12章)


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©三銃士ファンクラブ銃士倶楽部 2000/文・No.19いせざきるい>