「ダルタニャン物語」図書館所蔵情報

最寄りの市町村立図書館や大学図書館では、当然「ダルタニャン物語」を所蔵しているはずです。今後、物語を読みたい方は、こちらの機関をご利用いただくことをお勧めします。特に市町村立図書館については、万が一所蔵していない場合も県立図書館などの蔵書を取り寄せてもらえるサービス(リクエストまたは予約制度)がありますので、見つからないときもあきらめずに窓口に要望してみましょう。


東北地区

青森県の八戸市立図書館にあります。普通の開架書架にはないので、職員の方に聞いてからの方がいいでしょう。この図書館には利用者端末というのがあり、それでどこにあるのかチェックしてからの方がいいかもしれません。年代物らしくかなりぼろぼろなので、借りた時は扱いに注意して下さい。それから、結構昔にでたものだから、かなづかいなんかが昔のものなんで、ちょっと読みにくいかもしれません。<2000.9.1queen anne

関東地区

平塚市立中央図書館に文庫版が全巻揃っています。比較的きれいな状態ですので製本もまだしっかりした状態です。<1999.12.5/ホームページ読者>

横浜中央図書館に所蔵しています。横浜市内の図書館は皆ネットワークでつながっているので、本を図書館同士で回しています。たとえ横浜中央図書館が所蔵していなくても、他の市内図書館で所蔵していれば、その本を回してもらって、横浜中央図書館を窓口にして借りられる、という仕組みになっています。<1999.9.18/ホームページ読者>

世田谷区立図書館の所蔵情報です。
講談社文庫版:梅丘・砧・奥沢・代田・桜丘・上北沢・深沢
1999.6.27No.270 なるせまやこ>

杉並区立図書館の所蔵情報は以下のとおりです。
ハードカバー版:中央/講談社文庫版:中央・柿木・宮前・西荻・永福・成田・下井草<
1999.6.1No.270 なるせまやこ>

板橋区の図書館に全巻揃っていました。区立図書館は,兄弟館が5館ほどあるのですが,私が行った以外の図書館にそれぞれ一冊づつ所蔵されており,取り寄せてもらうことになりました。<1999.4.25/No.294 Y・勇気>

私の借りた図書館は、(神奈川県)藤沢市総合市民図書館です。書庫にありますので、所定の用紙に記入して、職員に請求してください。ただ、借りる時は、一気に11巻借りるようなことはやめて欲しいということを条件にしてほしいと思います。私も借りたい時があるので。よろしくお願いします。<1999.5.9改訂/ホームページ読者>

*図書館で借りるときは当然のマナーですが、返却期限日を守ることと、貸出期間内に読める量だけ借りることを守りましょうね。また、貸出中の本が戻ってきたら取り置いてもらえるサービス(一般に予約制度という、戻ってきたときに連絡してくれる館も多い)もありますので、たとえ貸出中でもがっかりせずに窓口で尋ねてみましょう。<Louis>

神奈川県の大和市立図書館本館に、全館揃っているのを発見しました。一般書棚の下の方にあったので、ちょーっとわかりずらかったです。<1999.1.1No.183 暁香月>

近所の図書館で「ダルタニャン物語」全巻発見!!…しかし文庫になる前の古いやつで、キタナかった。あと古本屋で135巻を発見。江東区の図書館では全巻文庫でそろっていました。東京・神田の三省堂にはさがしたけど、もうありませんでした。<1997.10.20/投稿者不明>

中部地区

「ダルタニャン物語」ですが、名古屋市の鶴舞図書館に全巻そろっています。文庫、ハードカバー、ともにあるようです。最近借りましたが、保存状態もまずまずです。開架にはでていませんので、2階のカウンターへ行って、書庫から出してもらわなければなりませんが、快く出してくれます。<1999.1.1/ホームページ読者>

愛知県知多郡の武豊町立図書館には、全巻揃っています。ただし、6巻以降は書庫にありますので受付カウンターで請求してください。武豊町立図書館のホームページへリンク 1997.12.119 いせざきるい>

関西地区

三重県四日市市の市立図書館に、講談社文庫版、全巻揃っています。<1999.9.18/ホームページ読者>

和歌山市民図書館では、いつでも借りる事ができるはずです。(書庫に入っていないので)詳しい事は直接電話でお問い合わせ下さい。TEL0734-32-0010 です。<1999.6.1Simon

大阪府箕面市立中央図書館萱野南図書館吹田市立中央図書館に全巻あります。吹田の中央図書館は書庫にあるようです。<1998.4.27/ホームページ読者>

大阪市内の図書館には、中央図書館に全巻あります。文庫のほうは、天王寺図書館と、西淀川図書館に全巻置いてあるそうです。ただ、中央図書館の方は、書庫にしまわれているので、カウンターで申し出て下さい。<1998.3.25/ホームページ読者>

四国地区

徳島県立図書館に全巻そろっています。1〜3巻はハードカバーで、残りは文庫本だと思います(未確認)。ただ、県立図書館から県内の他の図書館へ貸し出している可能性があるので、カウンターで訊ねた方がいいでしょう。<2000.12.10No.315 ポラマキ>

大学図書館

京都大学付属図書館に、大変良い保存状態で保管されています。開架書庫にあるので、比較的簡単に見つかりました。早速借りてきて、「二十年後」に没頭しています。大学図書館ということで、一般の方にどの程度解放されているのかは今のところわかりません。<2000.12.10Hazuki

大学図書館を中心とした所蔵情報のデータベースNACSISで検索すると、講談社文庫版の所蔵館は以下のとおりです。( )内は請求記号:公共図書館は、赤字

橘大(T77211*)/京外大(421951)/京産大(953+1 B)684588)/県奈図(児童 953||テユ 1511862903)/三重短(953/D 96/1 0027952)/神市図(開 PVOL:0696597)/神大国際教養(953-0-D3//1 S060000165068*)/成蹊大(図 953||161||1 93102422)/青学短(559206082)/中部大(図 1 N247383A)/東洋大(0102621216)/梅光院(080/(23)B71 046670)/北教大函(NDC6:953/D96/1 212994946)/北見工大(図 933/D96 S010000803375*)/北大(図 DC19:843.7/dum 0170623824)/目白大(h729)

同じくハードカバー版は以下のとおり。

学習院(図 953||32||1 00222237)/京大文(仏文 K||1093 98062987)/高医大(図 180273310)/阪市大(センタ 953//D4//5-1 F-4785)/室工大(図 953||v.1 061446)/帝塚大(図 953W//D9//1 S1100044744*)/東洋大朝(開架 0200800415)/文教大湘南(953||D96||1 21100582136)/明学大(図 953:D88:1:6)/明大(本 090.4||S112-4||||H 19517947)/純心図(079829)


図書館で問い合わせるときのポイント

業界人としての暴露情報ですが、ベテランの司書が充実している図書館なら、ほとんど問題がないのですが、新設館で新米の司書しかいなかったり、窓口でパートや一般行政職員に当たったりすると、図書館に所蔵していても「無い」という答えが返ってくることがたまにあります。ましてや、コンピュータやカード、冊子などの蔵書目録を使って自分で探す方法は、その館のデータの入力方式やメンテナンスの精度によって、素人では非常に探しづらいことが多いのです。そこで、図書館で「ダルタニャン物語」を探すときのポイントをいくつか伝授しますので参考にしてください。

「ダルタニャン物語」以外のデータでもしつこく問い合わせてみる

このタイトルが副叢書名や副書名で入力されていることが多いのが、所蔵していても見つからない第一の理由なのです。(この部分はコンピュータの検索キーや目録の出力キーに設定していないことも多い)そこで、見つからなかった場合もあきらめずに各巻のタイトル「友を選ばば三銃士」とか著者名「アレクサンドル・デュマ」または「デュマ」(その他イニシャル表記を混合するなど、欧米人名のとりかたも館によって特徴があるので、実は探しにくい)、訳者名「鈴木力衛(すずきりきえ)」で再度問い合わせていただくことをおすすめします。

翻訳ものの文庫本を収集していて、ある程度歴史のある図書館を選ぶ

ここ5〜10年ぐらいの新設館は、新刊の購入が中心なので、「ダルタニャン物語」を所蔵している確率はかなり低くなります。逆に困ったことなのですが、歴史のある古い館は、過去に文庫本の受入れをしていなかったことも多く(以前の図書館界で文庫本の地位が非常に低かったのが原因)、これが図書館で意外と「ダルタニャン物語」を所蔵していない一因かもしれません。このようなところでも、講談社文庫の前に発行されたハードカバー版が見つかる可能性は十分あります。

書棚になくても必ず問い合わせる

発行後にかなりの年数が経過していることと、品切れ状態のために、保存のため書庫に移されていることも多いようです。もちろん、ほとんどの場合は請求すれば借りることができます。また、時節がら、他の利用者に借りられてしまっている可能性もありますが、ほとんどの図書館で、本が戻ってきたときに連絡してもらえるサービス(予約またはリクエストサービス)が受けられますので、ぜひ希望してみましょう。

本来は、窓口で一言尋ねれば、これらすべてを説明してくれるようなよい図書館&スタッフに巡り合えれば、他の文献を探す上でもとっても助けになるのですけどねえ...。実状は図書館のスタッフも人材不足とオーバーワークでボロボロなので、暖かい目でみてやってくださるとありがたいです。図書館の人は結構プライドが高い人が多いので、絶対に高飛車に出てはいけません(苦笑)。最後に、どんな業界でもできるだけよいサービスを受けるときの鉄則ですが、「夏休みおよび土日のピーク時をはずす。できれば、平日の午前中や悪天候の日を狙う。」がベストです。(大抵の図書館では、土日および昼休み、夜間は職員数が減るので、じっくりと相談に乗ってあげられないことが多いのです。)では、成功をお祈りします。

1998.10.12No.19 いせざきるい>


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