カトリック半田教会

ジエブーラ・エウゲニウス 神父 ( Ziebura Eugeniusz )

ジエブーラ・エウゲニウス神父
1957年 3月25日生  ポーランド出身
1976年 神言修道会入会 
1980年 来日 
1982年 名古屋 南山大学文学部神学科編入学
1987年 名古屋 教皇庁認可神学部教理神学修士号
  司祭叙階
  長崎 長崎南山中学・高等学校宗教教諭
1990年 東京 吉祥寺教会助任司祭
1994年 長崎 西町教会助任司祭
  長崎南山小学校宗教教諭
2000年 名古屋 南山教会主任司祭
2008年 長崎 西町教会主任司祭
  長崎南山第二学園理事長
  長崎南山幼稚園園長
2017年 名古屋 神言修道会日本管区管区長
2023年 愛知県 半田教会主任司祭(現在)

主任司祭の挨拶

 半田教会の小教区設立50周年の御祝いにあたり、名古屋教区長の松浦 悟郎司教様をはじめ、神言修道会日本管区長のサンティアゴ・エドガルド・ジュニア神父様のご臨席頂き、信徒大勢に歓迎される中で主任司祭に着任することは誠に光栄であり、心より感謝申し上げます。
  神言修道会の偉大な宣教師、ベルテルスベック・ヘルマン師が長年にわたって日本で福音宣教のために心身ともに尽くして管区長としての聖務を果した後、丁度50年前に半田教会の設立に臨みました。神と人を大切にするという特徴を持った同師は多くの会員と信徒の方々に非常に尊敬されていたそうです。半田小教区の設立はその宣教の熱意と人々への愛の結晶であると推測致します。当小教区の保護聖人として神言修道会の最も偉大な宣教師である聖ヨセフ・フライナーデメッツを選びました。ベルテルスベック師はこの聖人に倣って宣教司牧を実施していたと思われます。
 このようにして、半田教会は初めから偉大な霊的な礎を土台にして半世紀にわたって信仰の道を歩んでこられました。百周年に向けて次の半世紀に足を踏み出そうとしている今は、世界が国境を越えて増々グローバル化し、日本の教会共同体も多文化・多国籍の時代を迎え、大きなチャレンジを受けています。世間が真理を歪曲をしたりして、社会の競争と不和、物欲や自己中心などの時代にあって、神様は、世俗的な現代社会に対して「しるし」となる教会を求め、私たちを大きな使命を果たすように遣わしてくださると思います。
 神様は使徒パウロのエフェゾ教会への手紙2章の中で私たちに次のように教えておられることです。「キリストはお出でになり、遠く離れているあなたがたにも、また、近くにいる人々にも、平和の福音を告げ知らせられました。それで、このキリストによって私たち両方の者が一つの霊に結ばれて、御父に近づくことができるのです。従って、あなたがたはもはや、外国人でも寄留者でもなく、聖なる民に属する者、神の家族であり、使徒や預言者という土台の上に建てられています。そのかなめ石はキリスト・イエス御自身であり、キリストにおいて、この建物全体は組み合わされて成長し、主における聖なる神殿となります。」 
 したがって、「神の国」を建設するために私たちの一人ひとりが半田教会共同体を自分の家族とし、皆が神の子どもとして成長するために神様から頂いた賜物を活かしていくことは大切な務めであると思います。これからは、私自身もその家族の一員となり、秘跡とみ言葉でこの共同体を養う宣教司牧という任務を受けております。それを実現することができますよう、皆様にお祈りとご協力をよろしくお願い致します。

(主任司祭 ジエブーラ・エウゲニウス)

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