夏休みの九州天草遠征
        1979年8月11日(土)〜8月16日(金) 2001.02.28UP

 初めての遠征である。この頃ヒラマサ釣りに熱中していた。10kg以上のヒラマサ、シマアジが釣りたかった。
それで遠征を考えるようになったのだが、いま思えば、もっと記録を残しておくべきであった。これから書く遠征記録は、記憶だけを頼りに書くものですから、日時その他細かい事は、アテになりません。そのおつもりでお読みください。

なぜ天草か?
 釣友の金ちゃんに、高校時代からの親友のよっちんからお誘いがあった。「毎年夏休み、妻の実家の天草で釣りをやっている。ヒラマサも釣れるぞ。」
金ちゃんは「ヒラマサ」の一字に、ダボハゼの如く喰いついた。ヒラマサと聞くと唐(カラ)、天竺(テンジク)まで行きそうな雰囲気であった。
金ちゃん、1人で行くのは、勿体無いと思ったのか、私を誘った。その私は金ちゃんに輪を掛けたダボハゼであった。
金ちゃんはよっちんの了解も取らずに決めてしまった。

いよいよ出発
 1979年年8月11日(土)午前0時ころ、姫路の金ちゃんの実家を出発。よっちんは奥さんと国鉄(現JR)で行くので、金ちゃんと私の2人旅である。
車は多分、私が乗っていたカリ−ナ・ハ−ドトップであったと思う。

 中国自動車道は三次(みよし)までと山口から下関の間は完成していたと思う。
三次(みよし)ICから広島市内を通り、宮島に至るあたりで、ドップリと夏休みの渋滞に巻き込まれていた。
こりゃカナワンと、地図を頼りに国道を避け、北上、中国山地に分け入り山口ICを目指す。

天草到着

 山口ICで中国自動車道に入った時は、本当にホッとした。ここから熊本まで殆んど有料道路で行けるからだ。
関門トンネルを通って、九州に入ったのは、何時頃だったろう。出発から12時間経った昼頃だと思う。
 熊本ICで有料道路を降り、いよいよだ。
天草の本渡市には、大きな橋を渡り、リアス式の海岸を見ながら、午後14:30到着。
姫路を出てから、実に14時間30分、距離は1.000kmくらいだろうか。

黒石(仮名)さん宅
 黒石さんは、よっちんの義兄(奥さんのお兄さん)である。
黒石さんは、土地の名士で、お屋敷は豪邸、何人でも泊められそうなお宅である。
これから何日の滞在になるか、ワカラナイが黒石邸がベ−スキャンプだ。

 よっちんと奥さんは既に到着していた。お二人にご挨拶、初対面の気がしない。
金ちゃんの親友は私の親友ということか。それとも、その後八丈などで経験する金ちゃんの不思議な才能のせいか。
金ちゃんは、誰とでも友達になれる。金ちゃんを悪く言う人はいない。


天草の釣り場と釣果?
 本命釣り場は、本渡市から南西に行った、牛窓からの磯(ヒラマサの可能性あり)であるが、どういう理由か、今では思い出せないが、これらの磯には行けなかった。
 到着した日は、休養したと思う。
釣具屋に行ったり、黒石さんの釣友の校長先生宅に行き、鱈腹、焼酎をご馳走になったのは、この日だったか、別の日だったか?

 翌日近くの港から磯に渡った。次の日の昼頃まで釣る予定である。
昼間釣れたのは、この辺では「ヤ」という、普通「アイゴ」といわれる、お魚であった。
型は大きくはない。25cm〜35cmか。数は釣れた。
翌日の夕食に、生姜を入れ、甘辛く煮付けたアイゴを食べたが、美味しかった。
 エサはこのあたりの釣具屋さんに売っているアミエビ団子である。
アミエビを何と練ったかわからないが、10mm前後の玉である。

夜釣りは何が釣れるかワカラナイから、底物仕掛けを用意する。磯竿4号、ハリス10号。エサはサバの切り身
タマミ(フエフキダイ)の50〜60cmが2匹釣れた。これはりり−ス
 一発ハリス切れ、あれは何だったのだろう〜。
                                                                                               
天草にお別れ                                  写真 右が金ちゃん、左が私、真中の女性?
 よっちんの奥さんは先に帰ったから、我々3人一緒に帰る
金ちゃんと私が交代で運転する。帰りは別に急ぐ旅ではない。行きと違い帰りは、渋滞もなく、無事姫路に帰着。

釣果は今一だが、素晴らしい人達との出会い。
これは釣りをやっていたからこそ、味わえる喜び感謝! 感謝!!

 よっちんとはその後、金ちゃんの親爺さんの通夜に、一晩中語り明かした。
1992年12月19日〜20日伊豆の磯へご一緒した。

よっちんは今姫路で、実業家として活躍している。

また何時の日か、必ず会わん。

                                            THE END